難聴の原因は、突発性難聴、メニエール病、中耳炎、耳垢栓塞など様々です。
また難聴の多くは加齢性変化で、聴力も視力や筋力と同じように、年齢を重ねるとともに低下していきます。これはたいがいの人にあてはまる生理的なもので、加齢性難聴と呼ばれており、その進行のスピードは個人差があります。
治療により難聴が治癒することもあり、まずは原因を調べて、薬や処置にて改善出来る見込みがあるものであればそれを目指します。
治療にて改善が難しかった場合や、ご高齢で手術などの加療が難しい場合、加齢性難聴の場合など、多くの場合は補聴器の適応となり、補聴器をつける事で聞こえの環境を改善するのが、現在の医療の適切な対応策とされております。